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支援の難しさ3

2010/09/22
今年4月から私は、西宮市地域自立支援協議会くらし部会の部会長を微力ながらさせていただいています。地域自立支援協議会とは、障害者自立支援法において各市町村が福祉関係者だけでなく、地域の色々な資源と連携を行っていき解決していくことを目的にしています。
そんな中で、地域で生きていくための不便さや、不安などを如何に解決できなくとも連携していくかを考えるのですが、その内容には常に難しさと、広さを感じています。

地域生活とはなんでしょうか。私は、かめのすけの活動を説明するときに「自分の思いや希望が、思った時に、思った場所で行えること。またそれに向けて努力できること」「例えば、お店に行って買い物をすること、友達と一緒に遊びに行くこと」だと説明をします。

そんな、地域生活は自分の思いの実現をしていける場所ではありますが、反対に自分の思いが実現できないことも、また全く望まないこともあり、それらも受け入れなければいけないのが現実です。

知的障害をお持ちの娘さんを持つ親御さんから、一人で外出もさせたいが、ガイドヘルパーさんがいないと誰にでも付いて行ってしまうので不安だという話がありました。ご本人にもよるのでしょうが同感する面もありますが、介助者がついてばかりでは「安全」というメリットと、「行動の制限」というデメリットもあります。良い出会いも悪い出会いもあるのが地域で、それらをどのように取捨選択を本人中心において行い、サポートをしていくかが、支援をしていく本質であり課題でもあるかと思います。

親御さんの中には、介助者に「親の思いと連動する介助力」だけを求める方もいます。しかし、現実的には「親の思い」も時と状況によって変化をしており、ご本人の思いの変化や流れを介助者が全てを理解できていないなかで、ご本人との関係性において支援をしようとしています。

地域生活はいつも多面性があり、○×ではない生活を、親といった視点、介助者といった視点、社会といった視点、それぞれの視点から共通視点を今後、確認していく事を大切にしていきたいと思っています。
(三宅直基)
09:40 かめのすけの思い | コメント(0) | トラックバック(0)
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