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かめのすけの歴史3

2011/02/09
 青葉園での男性の生活経験を高めるための泊まりは、今は建物が壊され駐車場になっている、染殿町のあおば福祉会が借りていた長屋の一室で始まりました。お風呂も無く、蛍光灯には手製の和紙カバーが掛かっているような、窓もせまく、うす暗く、お風呂も青葉園に入りに行くような状態でした。

 泊まるにあたっても、個々ご本人にとって介助者と密な関係があるわけではありませんでしたが、慣れた職員が長々と居ても仕方ないので、必要最低限の介助方法を伝え、現実的に難しい時は呼び出してもらうような形で始めました。今、考えると冒険的な挑戦だったかもしれません。

 また当時は制度として、全身性障害者介護人派遣制度(120時間)とガイドヘルパー派遣制度(60時間)があるだけで、資格要件が明確ではなく、自薦ヘルパーといった状態でした。自薦ヘルパーとは、資格は持っていなくとも障害者個人との人間関係や介助方法を知っていてくれる方を、障害者自身が推薦し、市に登録したうえで介助活動を行ってもらうといったものです。資格を持たない学生さん達も、ある種、気軽に登録が可能だったのです。
 2000年の介護保険施行に合せてホームヘルパーといった資格が有名になり、2003年の支援費制度開始に伴って、障害者施策においても資格が必須になりました。また、2003年以前に実介助を行っていた経験がある人は「みなし資格」といった資格で2003年以降も介助活動が出来たのです。

 資格が明確化するにあたって、かめのすけでは兵庫県のコミュニティビジネス離陸応援基金助成等をうけホームヘルパー養成講座を行った事もあります。支援費制度期の日常生活支援従業者養成研修、現在の重度訪問介護従業者養成研修を常に行っているかめのすけですが、資格が明確化されたことにおいて学生さん達の活動参加が減ってしまったのは、悲しい限りです。
三宅直基
11:39 かめのすけの思い | コメント(0) | トラックバック(0)
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