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夢を

2019/11/06
害をお持ちの方々と関わるなかで、「この先をどのように考えていますか?」と言った質問をさせてもらうことがあります。
それぞれには夢があります。様々な夢を語ってもらって良いのだと思います。

現在、60歳になろうとしている筋ジストロフィのご本人と話をしていて、幼いころに筋ジストロフィという事が分かった時に、医師から「20歳まで生きることが難しい」と言われ、家族からも「ならば、勉強をすることも必要ない」「社会性を持つことも必要ない」と言われたたそうですが、20歳を過ぎたころには「もっといろいろと勉強をさせるべきだった」も言われたそうです。そんな彼が、障害を持つ持たない関係なく人が夢を持てる社会が幸せな社会ではないかと言っておられました。

夢を語ってもらって良いのですが、単なる夢では寂しい限りです。夢に少しでも現実を近づけていかないといけませんが、この途中が大変な事があります。この途中があるから先の夢が語られるのですが、先のバラ色の夢だけを描きたい方も居るのも事実です。

例えば、旅行がしたいという夢があっても、介助者がいないと旅行には行けません。
それも初対面の介助者とでは心配で、楽しい旅行にはならないでしょう。
ならば、それまでに何度も外出をして介助者との生活に慣れておかないといけません。
外出をするという事は運賃や利用料、食事等のお金もかかります。
希望日程と介助者の都合が合致するかは分かりませんから、複数の介助者が必要になってきます。
日程が全て良い天気とは限りません。日常的にも雨でも出るなど、雨の日の楽しみ方を見つけておかないと楽しめません。
全てが予定通りに進まないこともありますが、それらに慣れておく必要もあります。
等々

何時かの為に、何かあった時に困るからと言う理由で年金をためてくださっている親御さんがいるのも事実です。確かに、何時か大きな変化が起きるときはあり、その時にはお金もかかるかもしれませんし、親が亡くなった以降に困らないように残して置いておきたい気持ちも有難い話です。しかし、その時までの経験は何においても力になると思います。時間をさかのぼって経験を取り戻すことは出来ませんし、経験はお金で買うことも出来ません。

夢を語り、その夢に向けての日々の生活を送っていくことで、夢を自分のものにしていくことが出来るのではないでしょうか。
15:27 かめのすけ日記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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